2008/02/14 (Thu) バレンタインSSSSS

更新しました～。キリリク兼バレンタインSSです。
・・・しかし私、今までにイベントごとを活かせたことないな・・・おかしいな。
駄文ですがお暇潰しにどぞ。



で。
さすがにバレンタインなのにチョコの出番がないっていうのは寂しいよなぁと思いまして、もそもそ妄想してみました。SSSSSです。
れっつちょこれーとぷれい。

チョコフォンデュって美味しいですよね　←タイトル（死）

注意。ヤってるだけです。18歳未満の方と管理人の本名を知ってる方は死んでも読まないで下さい。間違ってこのブログに来てしまった方は今すぐUターン推奨。

「ん・・・んん・・・・・」

とろりとしたチョコレートに彩られた指に舌を這わせると、御堂は愉しそうに笑みを浮かべた。

「美味いだろう？君がくれたものなんだからな」
指に絡まったチョコをぺろぺろと舐め取ると、ビターな甘さが口に広がる。
こんなことする為に贈ったワケじゃないんだけど・・・。
チョコレートフォンデュに、と思って克哉が買ってきた液体のチョコは、本来包むべきだったフルーツをテーブルに置き去りにしたまま、御堂の指に絡められている。

「ふ、ぅ・・・・御堂さん・・・」
チョコを綺麗に舐め終えると、縋るようにその手を握ったまま視線を向ける。
「・・・もっと欲しいか？」
「う・・・え、と・・・・」
欲しい。けど、口にしたいのはチョコではなくて。
言葉には出せずに頬を染めて唇を噛むと、御堂はますます愉しそうに喉を震わせた。
「ワガママな子だな。なら・・・・・」

ニヤリと口の端を上げ、下肢をくつろげる。硬度を持ち始めていたそこを目にして、克哉の瞳がとろりと潤む。御堂はそんな克哉から視線を外さないまま、傍にあったチョコレートに手を伸ばし―――スプーンに溜まったそれを、ゆっくりとそこに垂らした。

「み、御堂さ・・・」
「っ・・・・ほら、さっきと同じように、よく味わって食べろ」
熱を持ったチョコレートの感覚に眉を顰めながらも、不敵な口調で御堂は克哉を誘う。
その言葉に煽られるまま、甘い匂いと雄の匂いが混じるそこに顔を埋めた。

「ぅ・・・ん、ふ・・・・」
ぴちゃりと舌を動かすと、先程舐めていた時よりも苦く感じるチョコレートの味。
苦く感じるのは御堂自身の味のせいだとふと気付き、身体が熱くなった。
甘いものが苦手な自分でも、これなら美味しく食べられる。
そんなことを考えるとちょっとおかしいけれど、次第に熱を持って硬くなっていく御堂は、やっぱり・・・・・美味しかった。
「どうだ？克哉・・・」
「ん、ん・・はっ・・・おい、し・・・・ぅ、みど、さ・・・」
素直にそう言うと、御堂は満足そうに克哉の頬を撫でる。

夢中になって舌を這わせていると、濃厚に香る匂いと御堂の熱と硬さに意識が朦朧としてきた。
普段は苦手な甘い味も、今は興奮を高める材料にしかならない。
熱くて硬い感触は脳を蕩かしそうに甘く感じられて、もっとこれが欲しくて、舌と口腔はただひたすらそれだけを求めていて―――
「はぁっ・・っ・・・・御堂、さん・・・！」


がぶ。


「！！！！！！！！かっ克哉っ・・・ぐっ・・」
「ん・・・・あ、あれ？御堂さん？」
「かつ、や・・・・歯は・・・・・・うぅ」
「み、御堂さん？大丈夫ですか？ちょ、オレ何か・・・・・御堂さん！しっかりして下さい！御堂さん！孝典さん！目を開けてー！！」


＊＊＊

歯を立てるなと言っただろう！（by御堂さん）

すいません。ついネタに走ってしまいました。
私はどこまで前戯が好きなんでしょうね？
普段は甘いものが嫌いな克哉も、御堂さんのチョコバナナは無意識で思わずかぶりつく程美味しかったようです（最低）
お目汚し失礼しました！逃げます。